RODA15th Special BLOG -Futuro de RODA- Vol.9

RODA×hummel

フットサルを愛する皆様、こんにちは。RODAの鶴見です。

前回のRODA×Desporte×LUZ別注シューズ特集は皆さん、『懐かしいー!』と沢山のお声をもらいました。サッカーもそうですけど、やっぱフットサルって皆シューズ大好きですよね。履いていないシューズが1足は必ずあるっていうのはフットサラーあるあるです。

今回もそんなシューズにまつわるお話。別注シューズと言えば、、、この別注も外すことが出来ない名品です。

そう。RODA×hummelです。

過去に3作品をリリース。1番初めてのモデルがコチラ。

Desporte別注ベースを踏襲するかのような真っ赤なデザイン。そしてオールスエードというアピカーレ史上でも例を見ない大胆な仕様。

これを手掛けたのはRODA伝説のシューズマスターこと鈴木。

シューズマスター 鈴木

前職からの経験から恐らく日本で一番フットサルシューズを販売してきた男が、フットサラーを代弁するような滑らかなフィット感を実現。このアピカーレに虜にされたフットサラーは非常に多く、hummelというナショナルブランドと別注を作れるという意味合いも非常に大きく、強いセンセーショナルなデビューを果たした。

2代目となるネイビー。こちらも初代のインパクトと評判の威光が強く、非常に人気。神奈川県リーグは何故かhummel着用率が高いと評判になり、そのほとんどはこのシューズを履いていたと言われていたほど、競技レベルの選手にも支持された名作を決定づけた2作目。

そして昨年2020年に販売されたのがこの3作目。

是非、当時のこの記事も読んでもらえればと思います。
hummel×RODA別注ストーリー

個人的にはRODAの行く末を決定づけてくれた1足として非常にこの3作目には思い入れがあります。

2020年4月7日の発令された緊急事態宣言。生まれて初めての自粛期間。日本中、世界中が不安だらけでどうしていいかも分からない中、決まっていたのはこの3作目が4月下旬に入荷してくる事だけ。

この先、フットサルが出来る世界は戻ってくるのか?フットサルアイテムなんて売ってていいの?誰も正解が分からない。何をしていいか分からない。だけど家に居なくてはいけない。ショップスタッフという仕事上、ショップに立てなければ何もすることが出来ない物凄く弱い立場の自分たちがそこにはいました。

【このままじゃいけない。私たちに出来る事があるはず】

RODA店頭スタッフ達は考え、自分たちの立場で出来る範囲で、世の中に少しでも明るいニュースを届けたい。っていうのはちょっとカッコつけすぎで、今思えば【こんな状況でも自分たちの自己表現をしたい!】っていうほうが先行していたかもしれません。だって目の前にはレストランで言うところの最高食材とも言えるRODA×hummelの3作目があるんですから。

こんな状況だけれども最高の食材を、出来るだけ美味しく、Happyにお客様に届けたい。自宅に居ながら、シナリオを練る者。演出を練る者。様々な協力者。そして始まったのがRODA×hummelプロジェクトです。

当時の状況でRODAが持っていた発信ツールであるFacebook、Instagram、twitterというSNSを駆使して、RODA×hummel別注シューズを最高の形でリリースしようというプロジェクト。

発売までの期間、過去の作品紹介から契約選手の声、そして画像公開。噂は噂を呼び、クライマックスはRODA初となるInstagramでのLIVE配信。2代目シューズマスター呉井と最若手谷口という大抜擢コンビによる配信。

1回目はなんと通信トラブルで1回失敗してからのTAKE2でLIVEが始まるという、今でこそ笑い話になっているがその時はもう冷や汗ものの緊張感が現場にはありました。

TAKE2は多くの視聴者が見てくれて、コメントも沢山いただき、まさに店頭に立たずともお客様とコミュニケーションが取れる事を実証した歴史的な1日となりました。

選手の皆さんやhummelの皆さんのご協力もあって、晴れて販売された3作目は空前の大ヒットとなった事は言うまでもありません。

これをキッカケに毎週のようにInstagram LIVEを配信するようになり、RODAにとって今や欠かせないコミュニケーションツールとなっています。ピンチをチャンスに変えた事は店頭スタッフ達にも大きな自信になりました。

RODA×hummel別注シューズこそがRODAの新しい扉を開けてくれたキッカケとなった事は間違いありません。

そういう意味で本当に特別な1足となった3作目。忘れられません。

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